リフォーム 福島市 南町
| 水没した大切な家 |

2006年度 TOTOリモデルスタイル作品コンテスト 北海道・東北地区ブロック賞受賞作品
| ◆Before◆ |
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| 長女が出産で戻ってくるので、その前に2階をリフォームして綺麗にしておきたい。 この家は亡くなったおじいさんが建てた家ですが、以前に水害に遭い、1階の天井近くまで水が上がったことがあります。1階部分は住める状態にきれいに直しましたが、2階はそのままにしてありました。構造的にかなりガタがきているので、建て直しも考えましたが、みんなの思い出の詰まった家なので何とかリフォームで居心地の良い家にしたいと考えました。 |
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| ◆プランニングのポイント | |
| S様邸の2階に上がると、家全体がねじれている状態であることがわかりました。水害の後に事故で車が突っ込んできたこともあるらしく、全体的に構造の見直しと補強が必要でした。2階に上がる階段は抜け落ちそうなくらい傷んでいました。2階は全部で4部屋あり、次女の部屋とご夫婦の寝室の2部屋を使用していました。今回は階段部分から寝室を除いた3部屋をリフォームすることにしました。 3部屋のうち寝室の隣の一室は、ほぼ荷物置き場と通路になっていました。寝室へはこの部屋を通らないと行くことができないので、部屋を区切り、廊下をつくることにしました。窓側に面した部分に1坪程度のスペースが残りました。当初は納戸としての利用を考えていましたが、ご主人は本をたくさん持っていてその保管場所を探していたので、思い切って“書斎”を提案しました。ご主人は「生まれて初めて自分の部屋が持てる!」と大喜びでした。造り付けの机と頑丈な本棚を造作し、ご主人が好きだったビートルズのポスターが合うような内装にしました。 次女は北側で一番道路よりの部屋を使用していました。床は傾き窓には大きな隙間がありました。断熱関係が一切無いこの部屋は非常に冬が寒いとのこと。今回のリォームで2重サッシにして、床・壁・天井をしっかり断熱しました。女の子らしく明るく温かみのある内装にしました。 次女の部屋の隣は、長女がお産などで帰ってきたときのための予備室として、また兄弟が集まったときにはここでお酒が飲めるようにとの要望で、アジア風のタタミコーナーとしました。この部屋は建具で仕切られていて窓がなかったので、正面の壁にアクセントとなるように縦長の窓を並べて、採光を確保しました。今回のリフォーム工事中、天井を剥がしてみたら大きな梁が出てきました。ずっとこの家を支えてきた梁を眺めていられるように、予備室は勾配天井にして大きな梁をあらわにしました。 |
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| 住宅形態 ◆ 一戸建て 築年数 ◆ 40年 工事箇所 ◆ 2階全面8・6・6 工事日数 ◆ 約30日 工事費 ◆ 約290万円 |
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| ◆お客さまの声 |
| かつてはご主人を含む男の兄弟3人が過ごしていた思い出の家で、今では話好きなおばあさんを中心に兄弟のみんなが何かと集まり、笑いが絶えないご家族です。リォームして生まれ変わるのをみんなが心待ちにしていたそうです。この家はみんなを繋ぐ唯一の場所であり、これからも代々受け継いでいければいいな…と話していました。 |
![]() ●アジア風のテイストでまとまった和室 |
![]() ●念願の書斎が誕生 |
![]() ●明るくなった階段 |
![]() ●2重サッシによる断熱と明るさを取り入れた子供部屋 |
![]() ●収納も十分な広さがあります |
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